ここでは、いつも僕が一人旅で利用しているバンコク市内の移動手段を紹介します。それはＧｒａｂです。
Grabとは自動車配車アプリのことです。
アプリに目的地を入力すると、周辺にいるGrabのドライバーが指定した場所まで迎えにきてくれます。
Grabはタイのみならず東南アジアを中心にサービス展開しています。東南アジア版Uberですね。英語、タイ語が話せなくても行先を単語で伝えるだけで大丈夫。
アプリでドライバーは評価され、信用で成り立ってるので、タクシーと違ってぼったくられるリスクはありませんし、乗車拒否（タイ語がわからないと判断するとタイでよくある）もありません。
外国人旅行者に慣れてますし、実際、僕がバンコクに初めて行ったとき、現地のバーで知り合ったアメリカ人が「いつもこれを使ってるぜ」と言い、クラブに移動する手段として呼んだのもGrabでした。バンコクで移動に困ったらコレ一択です。ダウンロードして損はありません。女性ドライバーも多い為、女性の一人旅にもオススメです。
目次
タイで大活躍！ 女性一人旅にもオススメ！Grabの使い方
Grabは東南アジアを中心にサービス展開しています。
◦タイ
◦マレーシア
◦シンガポール
◦インドネシア
◦ベトナム
◦フィリピン
◦ミャンマー
◦カンボジア
全都市をカバーしてるわけではなく、主要都市を中心にサービスを提供しています。
東南アジアの旅行者は持っていて損はしないアプリでしょう。
１．Ｇｒａｂアプリをダウンロード・登録しよう
まずは日本で登録を済ませておきましょう。FacebookあるいはGoogleアカウント、電話番号を使ってログインできます。
僕は電話番号で登録しました。Grabアプリは英語になります。
Verify your email address (メールアドレス）
mobile number verified (携帯電話番号）
set a 6-digit Grab PIN (PIN番号）
Add an emergency contact (緊急連絡先）
ちなみに電話番号の異なる現地SIMカードに差し替えても使用できるので安心してください。
例えば、「090XXXXYYYY」の場合は、「90XXXXYYYY」と入力してください。
２．クレジットカード情報を登録しよう
現金でも支払いはできますが、事前にクレジットカード情報を登録すると現金のやりとりが発生しないので非常に便利です。
アプリトップページ左上のメニューバーからGrabPayをタッチして入力してください。
3．目的地を入力しよう
出発地「Enter your location」をタップ。
次に目的地「Enter your destination」をタップして現在地と建物の名前を英語で入力します。
GrabではGPSを使用しているので、基本的には青ピン（現在地）から赤ピン（目的地）を指定するだけでも可能なので、地図上からの設定になるため非常に簡単です。
４．車種を選び、呼んでみよう
次に車のマークをタップして、車の車種を選択します。下に価格が表示されますが、この価格は時間帯や混雑具合などによって変動します。
人数が多い場合は10人乗りのGrabVanが利用できます。一人や四人くらいまでならGrabCarで十分でしょう。
一人で渋滞を回避したい場合はGrabBikeがオススメです。
特に指定がなければ、JustGrabを選択しておけば良いとおもいます。
近くのドライバーが表示され、ドライバー情報を事前に確認することができます。
ドライバー情報を見た後にキャンセルする事も可能。
右端に現在地までピックアップしに来る時間の目安が表示され、BOOKのボタン押して予約完了。あとは待つだけです。
Grabの料金は？
目安としては、街中の一般のタクシーの２割増し程度です。
といってもタイのタクシーは初乗りが３５バーツ（約１２０円）と安く、タクシーが国民の足として普段から利用されているので乗車料金は気にならないでしょう。
ただし、高速代は別でかかるのでそのつもりで。クレジットカード決済の場合はキャッシュレスで高速代もふくみます。
降車すると即座に請求書のメールが届くので確認しましょう。そしてドライバーを５段階評価で付けて終了です。
その他の便利な機能
予約機能
早朝に空港まで行くときなど、予約できたいいなと思う事ありますよね。そんなとき、車種選択画面をずっと下にスクロールしていくと、事前予約（Advanced Booking）の選択肢が現れます。
予約料金（Booking fee）は通常のタクシーで60バーツです。
レンタカー機能
時間を区切って車をドライバーごとレンタルする機能です。グループで巡るときなどに便利です。
車種選択画面を下にスクロールしていくと、Rent GrabCarの選択肢が現れます。
真ん中にレンタル時間、右端に料金が表示されています。
目安としては通常の車サイズで２時間毎に６００バーツくらいです。１０人乗りのRent GrabVanで２時間ごとに１１００バーツくらいです。
タイのタクシー事情
僕は配車アプリのGrabをオススメしますが、それでも目の前を走ってるタクシーを捕まえた方が早いと思う場合や、ドンムアン空港やスワンナプーム空港からバンコク市内への移動はタクシーを利用することもあるので、ここではバンコクのタクシーの乗り方についても説明します。
バンコクのタクシーの初乗り料金は３５バーツです。
１時間乗車しても日本円で１０００円くらいなので料金は気にならないでしょう。
タイの人も少しの移動もタクシーで済ませてしまうほど安くて便利な移動手段です。
一方で、乗車拒否はよく起きるというのを覚えておきましょう。
これは日本人だから外国人だからというわけではなく、タイ人の中でもあるあるです。
理由としては、ドライバーにもよりますが行く方向が違う、遠いといった理由が多いそうです。そして「○○バーツなら行く」なんて言ってくることもあります。
１．タクシーのタイプ
バンコクのタクシーはとてもカラフルですが、それは会社が違うから。それぞれにどんな違いがあるかというと、
単色タクシー：会社タクシー（各カラーごとに会社が違う）
緑と黄色の２色タクシー：個人タクシー
というような違いになっています。
どのタクシーが良いかは色だけでは判断することはできず、僕の経験上、結局ドライバー次第ですが、あえて言うなら個人より会社のタクシーの方が安心かもしれません。
というのも、個人タクシーは自由に商売できるため、メーターをごまかしたり、高値を提示したりするドライバーが会社のタクシーより多い印象があるからです。
どのタクシーを利用するか悩んだときは、会社のタクシーを利用するといいでしょう。
２．タクシーの乗車方法
タクシーを止めるには『手を斜め下に出して止める』のが一般的です。
ここで日本のように手を上げて止めると『観光客だな』と思われ、ボッタクリ価格を請求される可能性があります。
そして、乗車する前に行先を告げます。単語だけでも通じるので、行先を告げたらOKかNOかをドライバーが判断します。
前述したとおり、バンコクでは乗車拒否がよく起きます。理由として行先が渋滞する、向かう方向と違うなどが挙げられますが、たまに外国人だと意思疎通が面倒だからという人もいます。
またバンコクは渋滞がひどく、一度ハマると抜け出せなくなるため行きたがらないというドライバーが結構いるんです。
OKなら乗車して大丈夫ですが、ボッタクリ価格を言ってきたら断りましょう。
最後にメーターを押したか、動いてるか確認しましょう。メーターが動いてないと高値を請求してくる可能性があるからです。
３．支払い方法
タイのタクシーではチップは必要ありません。メーターに提示された金額のみを支払ってください。
支払う際に１０００バーツなどの高額紙幣はやめましょう。ドライバーがおつりを持っていない場合があるので、前もって２０バーツや１００バーツを用意しておきましょう。
高速を利用した場合は料金に上乗せされますが、だいたい３０～１００バーツ（３００円）行かない程度です。
バンコク内の移動では２回料金所を通過し、高速の料金所でドライバーが請求してくるので事前に準備しておきましょう。
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